適量のお酒なら体に良いの?アルコールが体と頭に及ぼす影響とは!?

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みなさんはお酒好きですか?

大人になれば、会社の飲み会で飲まないといけない空気になることもありますよね。

ジョッキ1杯分は飲めたほうがいいとは思いますが、飲みすぎは自分だけでなく周りにも迷惑をかけることもあり控えたほうがいいとも思います。

最近では、飲酒運転がニュースで取り上げられることも多くなりました。

車の運転ではたとえ、本人が大丈夫だと思っていてもお酒を飲むと正常な運転ができなくなります。飲酒運転での事故は後を絶ちません。ちなみに、ノンアルコール飲料はアルコールが0度~1度未満含まれています。

なので「ノンアルコールビールだから大丈夫でしょ」と思って運転すれば、飲酒運転で捕まってしまうので絶対にやめましょう!

そこで、飲酒のメリットやデメリット、お酒との正しい付き合い方を解説します。

飲酒のメリット




1.心筋梗塞など動脈硬化の予防になる

毎日、適量のお酒を飲み続けている人は、全く飲まない人や時々飲む人に比べて、心筋梗塞などの冠動脈疾患による死亡率が低い傾向にあります。対照的に、大量に飲酒することやアルコール依存症の人は死亡率が高い結果が出ています。

お酒を飲めない人が無理してお酒を飲んだからといって心筋梗塞を防げるといったらそうではありません。人それぞれアルコールに対する耐性や年齢、健康状態が異なりますので、自分に合うお酒との付き合い方を知り、正しい飲酒を心がけましょう。

※1日のお酒の適量が瓶ビール500ml【アルコール20g】が目安とされています。

ただし、お酒が弱くなる高齢者や女性は瓶ビール250ml【アルコール10g】が1日の適正量と言われています。

2.お酒の持つ「リラックス効果」による精神的のストレス発散

お酒を飲むと気分がよくなるのは、アルコールが「理性の座」ともいわれる大脳新皮質の働きを鈍くするからです。アルコールにはストレスを即座に抑えつける強力な作用があり、ストレスや不安を解消する効果があります。

「とりあえず生で」というフレーズを一度は皆さんも耳にしたこともしくは実際にお店で言ったことあるかとおもいます。最初の1杯として飲むことが多いビールの原料であるホップには、気分を落ち着かせたり、食欲を増進させる効果があると言われています。また、料理とも相性の良いワインは、気分をリラックスさせる効果があります。

くれぐれも、一気飲みはせずにゆっくり味わって飲みましょう!

3.人間関係の円滑化

お酒の場だからこそ、目上の上司や取引先の人と話すことができて、普段話せないことが話せたり、話が進みやすくなります。

内気な人でもお酒の力を借りてコミュニケーションが取りやすくなり、気軽に話せる仲になるなど時にはお酒の力も必要なのです!

コミュニケーションツールとしてお酒は有効なのです。

しかし、自分でも制御できないほど飲んでしまったり、誤った付き合い方をすれば、予期せぬトラブルを招き、本人だけでなく周りの人を苦しめてしまう事になる怖さも併せ持っています。無理をして飲みすぎないことが大切です。

飲酒のデメリット




1.ガンの発症率が高まる

お酒を飲む人はまったく飲まない人に比べて、口腔がん、咽頭・喉頭がん、食道がん、肝臓がん、乳がんになるリスクが高まることが明らかになっています。

加えて、お酒の飲む量が適量を超え、かつ喫煙をしている場合ガンの発症率が2~3倍になります。

いずれにせよ、適量の飲酒ならばまったく飲まない人と同程度のガン発症率ですが

1日3合以上飲むことでガン発症率が高まるので適量の飲酒を心がけましょう。

2.過度な飲酒はトラブルを引き起こす原因になる

自分で自分の感情や行動をコントロールするのが困難になるので、無意識に相手に暴言を言ったり、暴力をしてしまっている可能性があります。

寝て起きたらその時の記憶がまったくないこともあります。

家族への影響としてはDVや児童虐待などの問題を起こしたり、飲酒運転や会社を休みがちになり家庭が崩壊する要因にもなり得ます。

泥酔状態になると、路上で寝たり人にぶつかるなど公共の場の風紀を乱すことにもなります。

アルコール依存症の特徴

  • 何をするにおいても、お酒を飲むことが最優先になる。
  • 自分の意志で飲むのではなく、飲まずにはいられなくなる。
  • 目覚めた時に手が震えていたり、イラつきを覚える。
  • 幻聴や幻覚が見えるようになる。
  • お酒を飲み始める時間が、どんどん早くなる。
  • 少量のお酒では満足できなくなり、次第に飲む量が増える。
  • 仕事で以前までできていたことができなくなった。
  • 飲酒によって、人間関係がうまくいかなくなった。
  • 飲酒がもたらす問題から目を逸らして、お酒を飲み続けてしまう。
  • 大量に飲まないと、今までと同じような効果がでてこなくなる。
  • お酒のこと以外はあまり重要ではなくなる。

アルコール依存症の治療法

アルコール依存症の人は、薬物依存症やギャンブル依存症と同じようにお酒を飲みたいという欲求がとても強く、自分自身では抑えたくても抑えられない状態になっています。(精神依存)

そのため、お酒を飲まない状態が続くと、イライラしたり不安になったり、手が震える、異常行動などの症状が現れます。

このような依存から回復し、身体の健康を取り戻すためには『断酒すること』が必要です。

断酒してアルコール依存症から脱却する最も近い道は「入院治療」です。

※軽度な場合は通院治療が可能になります。

治療の始めに面談をして、自身のお酒に関するヒアリングが実施され、治療方法を決めていきます。その後に解毒治療を行っていき、心身の状態が安定してきたらリハビリテーションに入って心理社会的治療が行われていきます。

最終的に医師から断酒をしても身体に異変が起こらず大丈夫だと判断されれば退院できます。

 

他にも自助グループ『AA』に参加して、アルコール依存症を治療する方法があります。

詳しくはこちらから↓

AA(アルコホーリクス・アノニマス)

お酒を飲むと寝つきやすくなる?

よく、眠れないときはお酒を飲むとぐっすり眠れるなんて話を聞きますよね。

「寝酒(就寝前にお酒を飲む行為)」という言葉があるように、今までアルコールは睡眠を助ける効果があると考えられてきました。

しかし、就寝前にアルコールを摂取するとアルコールが脳に作用し、睡眠が途切れやすくなります。特に、就寝前にカフェインを一緒にとると、ほとんど眠れないという状態に陥ります。

寝る直前にお酒を飲むことは控えたほうがよく、晩酌は就寝の3,4時間前が望ましいです。

アルコールとカフェインの「合わせ技」は、睡眠を浅くさせてしまう

結論:アルコールで眠れないことはないですが、覚醒状態になり眠りが浅くなってしまうので途中で何度も目が覚めてしまったり、起きても疲労感が抜けないなどデメリットがあります。

 

 

「酒は百薬の長」と言われるように、お酒は適量を飲めば疲労回復やストレス解消など良い影響を与えてくれます。しかし、本当はお酒を飲めないのに無理やり飲んだほうがいいというものではありません。お酒を飲まなければ飲まないほど、肝臓への負担を減らすことができます。健康を守るために適正飲酒を心がけましょう!