みなさんは嘘をついたことはありますか?
子どもの頃には、学校の先生や親からウソをついてはいけないと教わったと思います。
ただ、年齢を重ねていくうちに自分の都合の良いように誰でも少なからず人生で1回は大なり小なり嘘をついたことあるかと思います。
では、人は何故嘘をつくのか?地球上で嘘をつく生き物は人間だけと言われています。
特に親友や信頼していた人に嘘をつかれると人間不信になりかねません。
よく嘘をつく人は、相手が何と思おうが関係なく嘘をつき、罪悪感を抱かない傾向があります。
自己保身のために意図的に嘘をつき相手から変に思われないように取り繕ってきれいごとを並べるうそもあります。
人それぞれ状況に応じてうそをつき、目的や手段は十人十色です。
それでは、嘘を見抜くためのよく嘘をつく人の特徴や無意識にやってしまう動作を紹介したいと思います。
簡単に分かる嘘つきの行動
1.目を見て話さない。
目線の向きは、心理状態をモロに表します。
こちらからの問いかけに対し、相手の目線が右上(こちらからみて左上)を向いていたらどういう嘘で相手を納得させるか考えている場合が多いです。
右上を見る=記憶にはない物事をイメージしている可能性が高い。
2.話を別の話題に逸らそうとする。
分かりやすい例で言うと、あるカップルがいて男性の方が浮気をしているかを確かめたいとします。女性が「浮気してるでしょ?」と聞くと男性が「そんなことより、今日の晩御飯何?」と自分の話題から逸らそうとします。つまり、この話題から早く逃れたいという主張をしているのです。
この時に相手の目線が泳いでたらなお怪しいです。
3.普段と違いものすごい饒舌になっている。
普段は、そんなに喋るタイプではないのに、相手に嘘だと疑われたときは本当だと信用させるためにあらゆる情報を駆使してとりあえずいっぱい喋って相手が納得するであろうと確信するまで喋り続けます。
うその話に真実味を持たすために聞かれてないことまでペラペラ喋り、必要以上に説明をします。
大体この場合は早口になることが多いです。
4.腕組みをしている。
腕組みは警戒しているサインです。
あまり親しくない人と真正面に座ったときや好意を持ってない相手に対し無意識にやってしまう行動の一つです。癖になってる人は直した方がいいでしょう。
お腹の上あたりの腕組みは、相手を警戒し自分を守るための腕組みや考え事をしているときに無意識にしてしまうことが多いです。
胸の上あたりの腕組みは、相手よりも優位に立ちたい、相手に威圧感を与えたいときに無意識に行ってしまう動作です。
なので、こちらから質問をした際に相手が腕組みをしたら図星をつかれて、ウソの考え事をしたり反論としての威圧感を与えたいと思っている可能性が高いです。
5.まばたきの回数が多い。
リラックスしている状態では、ウソを付く行為はほとんどの人間がストレスに感じます。体がストレスを感じることで無意識にまばたきが多くなります。相手からしてみれば、この質問をしたら急にまばたきの回数が増えたなと感じてウソをついてるのではないか?と見られてしまう
以上、嘘をついてる人のしがちな行動を紹介しました。
他にも、嘘をついている人の心理・行動はいろいろありますが、信憑性が低いものや気づきにくいものは省かせていただきました。
上記に挙げた5つの動作は日常生活でも気づきやすいと思いますので、意識することでウソを見破ったり見破られないように立ち居振る舞いをしてみてはいかがでしょうか。
職場などでは、他人の嘘によって自分が被害を被ることもあります。しかし、ウソであると断言できる証拠がないと覆すことが難しいことが現状です。
そのため、常日頃から周りと積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことが重要であると考えます。